私はお香が好きです。
気分転換したい時
リラックスしたい時
就寝の前
上記のような場面に限らず
好きな香りに包まれるというのは
心地よいものです。
私の両親がお香好きだったようで
幼い頃から、我が家ではお香が焚かれていました。
白檀のお香が多かったように記憶しています。
なので、白檀の香りを焚くと
心が落ち着くような気がしています。
色々考えすぎて頭が混乱しそうな時は
お香を焚いて、気分転換するのもお勧めです(^^)
「香の十徳」
11世紀の中国(北宋)の詩人である黄庭堅(こうていけん)の言葉で
お香を焚くことによって得られる効能を綴った言葉です。
一休禅師(あの一休さんですね)によって日本へ伝えられたそうです。
一. 感格鬼神/感覚を研ぎ澄まされる
ニ. 清淨心身/心身を浄化する
三. 能除汚穢/けがれを取り除く
四. 能覺睡眠/眠気を覚ます
五. 静中成友/独り静かに過ごす時の友となる
六. 塵裏偸閑/忙しい時の心をなごます
七. 多而不厭/沢山あっても邪魔にならない
八. 寡而為足/少量でもよく香る
九. 久蔵不朽/永く保存できる
十. 常用無障/常用しても害がない
まさに良いことだらけですね~。
香りの種類
お香にも色々と種類がありますよね。
産地、原料、形状…などなど。
金額もピンキリです。
私は手軽に炊けるように
スティック香やコーン香を使用してます。
練香を使った空薫もいつかは試してみたいと思っています(^^)
香りの種類について
いくつかピックアップして書いてみますね。
ゆくゆくは、パソコンやスマホから香りが出たりするようになるといいですね~。
【白檀】
扇ぐと良い香りのする扇がありますが
あの香りは白檀の場合が多いです。
英語ではサンダルウッドと言います。
耳にされた方も多いのでは。
爽やかな甘い香りが特徴的で
精神安定や、血流促進などの効能もあるようです。
【沈香】
樹脂の多さで水に沈むことが名前の由来になっています。
熱を加えることで、独特な芳香を放ちます。
ちなみに、沈香の中でも高品質で
常温でも良い香りがするものを『伽羅』といいます。
漢方としての沈香は、鎮痛・鎮静・抗菌などの作用があるといわれています。
【桂皮】
ニッキやシナモンとも言いますね。
スパイシーで甘い香りがして、書きながら
私はアップルパイが食べたくなってます。←ど-でもいい
漢方としての桂皮は、鎮痛・健胃・解熱など様々な効能があります。
【乳香】
英語ではフランキンセンスと呼ばれ
キリスト教の教会での儀式など
神聖な場所で使用される香りです。
ウッディーな中にも、甘さとスパイシーさが混じって
個性的で神秘的な香り。
強い抗菌作用・抗炎症作用で
身体の中から浄化をしてくれるといわれています。
ここに挙げた香りはほんの一部ですし
お香の材料にエッセンシャルオイルを使用しているものもあるので
ご自分のお好きな香りを焚くことが
一番のリラクゼーションになるのではないでしょうか(^^)
色々試してみてください♪